それでは、新生オモロイド第四弾、『ダーク・ザーム』を作って行きましょう♪
今回は一切改造を加えず、キットが持つ味を楽しみつつ、お気楽製法・お気楽汚しで歴戦のダーク・ザームを作っていき
たいと思います。
必要なのは、ニッパーと、水性塗料少し、汚しのためのマテリアル少々のみ！おっと、もう一つ大切なモノがありましたね。そ
れは『楽しむ心』です♪

成形色がほんの少し明るく感じたので、ボディーの一部を水性ホビーカラ
ーで塗装します。お気楽製作なので、パーツクリーニングやサーフェイサー
なんて行いません。塗装も筆塗り、マスキングなんて面倒なことは行いませ
ん♪
今回使った色は『H60 濃緑色(暗緑色)(2)』です。ランナーから切り離すこと
無く、そのままどんどん塗っていきました。

塗り分けも面倒ですし、せっかくたくさんのホイールシールが付属していま
すのでこれを活用します。ホイールシールって実は、微妙に『伸びる』ので、
想像以上に貼りやすいのです。今回付属のこのホイールシール、異常なほ
ど気合の入ったもので、絶妙にパーツにフィットするように作られているので
す！

だから、一箇所、基準位置を決めて貼っていけば、ほぼ失敗することはあり
ません。ちょっとくらいのズレなら、『伸びる』性質で、微調整ができるのです。
ピンセットで貼りたい位置まで持ってきて、根性を決めて、その位置に貼
る！あとはツマヨウジを使って外側に広げるよう、密着させながら全体に貼
っていきます。

胸のゴールドにシールも同様に貼っていきます。ちょっとしたコツなのです
が、折り込みがあるようなシールはなるべく先に貼って、上から平面のシー
ルを貼って多少のズレを目立たなくするのです。写真のような場合では、真
ん中のパーツを一番最初に貼り、次に左右の胸パーツの上段を、最後に
下段と言う感じです。

胸部中央のクリスタルのような赤いシールも貼り終えました。よ～く考えてみ
て下さい。この質感、塗装ではなかなか出せない光沢ですよ♪オモロイドシ
リースだけに言えることではないのですが、何故かシールを使うのはダメ！
という塗装至極主義的な風潮が無きにしもあらずなのですが、ぜひぜひ使
ってみてほしいですね、特にこの新生オモロイドシリーズでは。

つづく